ラケットの変形研究所
最近遊びネタばかりなんで今日はちょっとマニアック?なお話を・・・・。

昨日、松江で有名な某ショップで張るのをやめて、hari-kichiで張ることにした無謀なチャレンジャーのラケットを預かったのでちょっとデータとってみました。

ラケットはビュアコン 張上げ済みのガットはルキシロンXP (52×50)
tanaka.jpg

なにが知りたいかというとズバリ!変形してるのか?

まずラケットの6ヶ所に基準になるシールを張ります。(写真に写る三角の物です)
zenntai-1.jpg

そしてその点間距離を三角スケールで読み取ります。

*よくストリンガーの間で定規やコンベックスでフレームを直接計ることで計測する人いるらしいですがそんなの正確な数値出ません。
他にノギスがあれば良いとは思いますがこれもフレームの内側でグロメットの下とか基準をしっかり決めないと当て方で0.5mm位は変わると思います。

ここらへんは元測量屋として妥協できません!

3ヶ所の距離を計測したら今度はガットを切ってフレームのみの状態で計測します。

ほほーう!予想に反してラケットが痩せている方向のデータが。ポリエステルのガットなのにクロスを2P落としたみたいなので太る傾向かなと思っていたけど意外でした。

もしかすると縦糸の方が長いので使用による緩み幅も横糸より大きくでて結果的に痩せてしまったのかもしれません。また今度データ取って見ます。

今後は注文のあったポリスターエナジーを55Pで張って計測。

結果は
ffrt.jpg


フレームのみを基準にトップ/ミドル/スロート 部の順での差は

張り人 +0.7mm /-0.5nn/-1.5mm

hari-kichi +0.5mm/+0.2mm/±0mm

うーんちょっとまぐれっぽいけど数値の不正はしていないですよ。コンマを読むのは慣れているので結構正確だと思います。

実際1.5mmまでの変形なら十分変形していないと言えるとは思いますが巷ではは3~4mmも変形してるラケットはざらにあります。

松江の張り人のお店もこれなら合格?大金取るんだからもう少しこだわり見せて欲しいけども。

このラケットはバボラ特有のウーハーが付いてるんで変わった張り方をしてウーハーの動きを邪魔すると意味が無いので普通の1本張り(上から下に横糸張ります)で仕上げました。

これは張り人のお店も同じパターンでした。

推測するに52×50とは50Pの横糸のテンションは最初から50Pで変えないまま下まで張上げたのでしょうね。ラケットがどんどん痩せていき、スロートでは1,5mm痩せてます。(でもこれで十分ですけどね)

hari-kichiの55Pとは縦糸のテンションです。横糸はパターンやラケット、ガットにより+2P~-5Pとか張りながらテンション操作する事があります。

実際このピュアコンは今回2P位クロスの途中で操作しました。
*ちなみにもしナイロンガット張るなら操作する場所も変わり、操作するテンションは3、4Pになると思います。

どーです変形の形は色々でしょー。今回メインだけ張ったときのミドルの数値は+7mmもありました。この7mmをクロスを考えながら張ることで±0に近づけていくのですが何も考えず、さらに適当にはれば2mm以上変形するのは当たり前ですね。

今回実験にラケット提供してくれたチャラ太郎君、ありがとう!(そんな事聞いてないと思うけど)
結構良い出来だと思いますよ。

こんどの実験材料はあなたのラケットかもしれない!!
[2009/10/07 12:39] | ホームストリンガー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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